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給湯器のこんな症状、故障のサインです!

給湯器のこんな症状、故障のサインです!

「あれ、熱いお湯が出ない...」、「お湯が熱くなったり冷たくなったりする...」こんな経験、したことありませんか? その症状、給湯器故障のサインです。お湯を沸かすために日々せっせと働く給湯器。頑張りすぎて壊れてしまうこともあります。そんな給湯器の修理・交換が必要となるような代表的トラブルを紹介します。

定期的にチェック! 給湯器の故障のサイン

リンナイやノーリツ等、大手メーカーの製造した給湯器本体を見ると「設計標準使用期間は10年」と書かれています。これは経年劣化により安全上トラブルが起こるおそれが少ない期間ということ。

もちろん給湯器の使い方や設置されている環境によっては、10年経過する前にトラブルが起こる可能性だってあります。では、具体的にどのような不具合が起こるのでしょうか?

このページでは、給湯器に起こりうる代表的なトラブルを紹介していきます。このようなトラブルが起こっていたら、修理・交換のサイン。不具合があるのに使い続けていると、修理できるハズだったものも完全に壊れてしまうかも。

給湯器はその構造上、自分で中を開けて故障を確認しようとするのは非常に危険です! 無用なトラブル、出費を防ぐためにも、トラブルの際は使用を中止し、まずはプロの業者に見てもらうようにしましょう。また、不具合が出るのを未然に防止するためにも、長く使っている給湯器には点検がおススメです。

こんな症状は修理・交換が必要です!

給湯温度が一定じゃない

リモコンでいつもと同じ給湯温度に設定しているのに、お湯が熱すぎたり、ぬるかったりする…。こういったケースでは、修理・交換が必要な場合と、そうでない場合があります。

「お湯を止めてもう一度出すと、温度が変化する」と感じている人は比較的多いのですが、実はこれ、給湯器の特性で「冷水サンドイッチ」と呼ばれている現象。給湯器がお湯を作る際の「タイムラグ」や「配管に残った水」が原因で、熱いお湯や冷たい水が出たりしてしまうことがあるんです。最近の給湯器では比較的抑えられている現象ですので、どうしても気になるという方は買い換えを検討しましょう。

また、給湯器から出てくるお湯の温度が不安定なのではなく、排水管の水圧が弱くなったり強くなったりしている場合があります。温度が不安定になるとき、家の別の場所でお湯を使う作業をしていないかどうか、確認してみてください。

また、ガスの栓がきちんと全開になっていないケースも。ガス栓は基本的に全開にしておくものなので、半開になっていると給湯温度が不安定になってしまうことも。ガス栓、また給湯器の元栓も確認し、もし全開になっていない場合にはヒネって全開にしておきましょう。

これらの原因以外でお湯の温度が不安定な場合は要注意。給湯器本体の部品不具合や寿命等により起こっている可能性があります。一度修理業者に見てもらいましょう。

  • 〇 お湯の使い初めに不安定になるのは給湯器の仕様
  • 〇 他の場所でお湯を使っていないかチェック
  • 〇 ガス栓や給湯器の元栓が閉まっていないかチェック
  • 〇 上の3つに当てはまらなければ、業者に見てもらいましょう

異音がする

ガス給湯器は、その性質上、動くときや運転停止後には必ず音がするものです。これは、内部に「ファンモーター」という空気をバーナーに送り込む装置が入っているため。ただ、「これまでしなかった音が聞こえてきた」という時は要注意。音は感覚的なものなので表現は難しいのですが、音別にいくつか紹介します!

「ピー」という音。この場合「酸素とガスの量が合っていない」、「ファンモーターの不具合」などが考えられます。

「ボコボコ」という音。バスタブから聞こえてくるものですが、「循環パイプが正しく設置されていない」、「熱交換器が汚れている」などが考えられます。

「キーン」という高い音。配管から聞こえてくるものですが、「管内に急激な圧力変化が起こっている」ことが考えられます。

「ポン、ボン」という爆発音。「ガス漏れ等により給湯器が不完全燃焼を起こしている」可能性があります。

上に書いたような音が聞こえた場合には、そのまま継続して使用すると故障や火災などの原因となることもあります。一度修理業者に見てもらいましょう。

異臭がする

「給湯器を設置してすぐなのにニオイがする」という場合、組立時に使用されている油が燃焼されて嫌なニオイを発生させる可能性があります。その後、ニオイがしなくなるようであれば特に修理の必要はありません。

「ガスのニオイがする」場合。実は都市ガスやプロパンガスの場合、ガス自体にはニオイは無く、漏れが確認できるようにわざとニオイを着けています。プロパンガスを使っていると、ボンベからガスが減ってきた際に、そのニオイ成分が出てしまうことがあります。これは異常ではないので、給湯器の修理・交換の必要性はありません。

ただし、強烈に臭う時や、ニオイが継続しているような時はガス漏れの可能性もあり、非常に危険です。念のため、まずはガス会社に連絡して漏れがないかを確認しておくようにしましょう。

「酸っぱいようなニオイがする」場合。給湯器本体に異常があり、故障している可能性が高いです。放置してしまうと危険ですので、速やかに修理業者に連絡してください。

お湯がぬるい

熱いお湯が出てこない場合は、他の水栓も確認して「一部の水栓だけ熱いお湯が出ないのか」それとも「全ての水栓で熱いお湯が出ないのか」を確認するようにしてください。

一部の水栓のみの場合、水栓金具の不具合、特に内部に入って温度を調整する「サーモスタット」の不具合が考えられます。全ての水栓で熱いお湯が出ない場合は、給湯器本体に異常があると考えられ、修理や交換が必要な可能性が高いです。

いずれの場合でも「放っておけば、また熱いお湯が出てくる」というものではありませんので、早めに修理業者に連絡してください。

追い焚きができない

「お湯は出ていたのに、追い焚きができない」というケースがあります。この場合、まずバスタブの「循環アダプター」を確認するようにしましょう。よくあるのが、ここにゴミがたまっていたり、掃除後にしっかりと取り付けられていなかったりすると発生するトラブルです。

循環アダプターをしっかり取り付け、清掃しても解消しない場合、「追い焚きポンプの呼び水不足」が考えられます。すこし古い型の給湯器で起こるものですが、追い焚きの際にバスタブにお湯が少量となっていると起こる可能性があります。水量を十分に確保することで改善されます。

黒い煙がでている

給湯器本体から黒い煙が出ているのは、不完全燃焼を起こしている証拠です。この場合、使い続けるのは危険ですので、直ちに使用を停止して修理業者を呼んでください。修理または交換が必要となります。

お湯になるのが遅い

特に冬場になると、なかなかお湯が出ないようなケースがあります。この場合に疑われるのは、ガス不足か配管の凍結のいずれかです。ガス不足かどうかは、例えばキッチンのコンロなどで火がつくかどうかで確認することができます。

配管の凍結だった場合、簡単に言えば管内を温めて氷を溶かすしか方法はありません。ただ、熱湯などをかけてしまうと配管が破裂してしまう恐れがあります。昼間暖かくなるような地域では、溶けるまで待つのが一番の手ですが、それが望めないような寒冷地であれば、やはり修理業者に連絡することになります。

こうならないためには、未然に防止するしかありません。配管が露出しているようなところでは凍結防止剤の施工や、水やお湯を使用しない夜中でも水をチョロチョロと流しておくことで配管の凍結を防ぐことができます。

まとめ

  • 〇 給湯器の不具合は自分で直そうとせず、修理業者へ!
  • 〇 不完全燃焼は危険な状態。特に煙が出たら要注意。
  • 〇 冬場は露出した配管が凍りがち。住む場所に応じて対策を。
  • 〇 長期間使用している給湯器は、一度点検を。

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